今朝は秋の気配感じる空 各地でうろこ雲やひつじ雲が広がる

今朝は秋によく見られる「うろこ雲」や「ひつじ雲」が各地で見られています。広く天気を崩すものではありませんが、今日は内陸部を中心に雨雲が発生・発達し、ゲリラ雷雨に注意が必要です。
空にも秋によく見られる”うろこ雲”
十種雲形の雲と名前
うろこ雲は、いわし雲とも呼ばれ、巻積雲(けんせきうん)の一種に分類されます。上空5,000~13,000mの高い所に現れる雲です。巻積雲は氷の粒で形成され、雲に厚みがなく太陽光線を透過させるため、雲の底に陰ができず、白く見えます。ひつじ雲は、高積雲(こうせきうん)と呼ばれる雲の種類で、うろこ雲よりはやや低いところ、上空5,000m前後に現れる雲です。巻積雲よりはやや雲が厚いものが多く、雲の底に影ができるものもあり、少し灰色っぽく見えるものもあります。どちらも通常は低気圧や前線が接近する際に見られることが多く、天気下り坂のサインと言われています。ただ、今日の雲は広く天気を崩すものではなさそうです。
厳しい残暑とゲリラ雷雨に注意
空には秋の気配でも、昼間は関東以西で晴れて気温はまだまだ夏のようです。特に関東や東海、近畿は気温が35℃を超え、厳しい暑さとなる見込みです。熱中症対策が欠かせません。午後は内陸部を中心にゲリラ雷雨の可能性がありますので、念のため雨具をご用意ください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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