パレスチナ情勢めぐり岸田総理がエジプト大統領にガザ地区からの日本人退避に協力要請

岸田総理は17日夜、エジプトのシシ大統領と電話で会談し、ガザ地区にいる日本人がエジプトへ退避する場合の協力を要請しました。
電話会談で岸田総理は、ハマスによるテロ攻撃を日本は断固として非難してきたと伝えました。また、エジプトによるガザ地区の人道状況改善に向けた外交努力を高く評価するとともに、日本としても総額1000万ドル=およそ15億円規模の緊急人道支援を実施する考えだと伝えました。さらに、ガザ地区からエジプト側に退避を希望する日本人への協力を要請し、シシ大統領からは「日本人の安全な退避に向けて引き続き協力する」との発言があったということです。
また、上川外務大臣はイランのアブドラヒアン外相との電話会談で、ハマスへの働きかけなど、イランも事態の沈静化に向けた役割を果たすよう求めたということです。

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