事件を主導したのは「知人」?町営住宅から“手足拘束遺体”逮捕の妹が「金を払っていた」

福岡県のアパートに住む姉(52)を強盗目的で殺害したなどとして逮捕された妹(51)が「(共犯として逮捕された)知人の女に十数年間様々な名目で金を支払っていた」と供述していることがわかりました。警察はこの共犯とされる女が事件を主導した疑いがあると見て、経緯を捜査しています。殺害された姉は、手足を拘束された状態でアパートから発見されました。
◆逮捕の妹が供述「様々な名目で知人に金を払っていた」
この事件は今年6月、福岡県水巻町の町営住宅で辻つぐみさん(52)の首を絞めて殺害し、通帳などを奪ったとしてつぐみさんの妹の辻和美容疑者(51)と和美容疑者の知人・岡村恵美容疑者(46)ら3人が逮捕されたものです。捜査関係者への取材で妹の和美容疑者が「岡村容疑者に様々な名目で金を支払っていた」などと供述していることがわかりました。
◆“強取”された金銭の大半が「知人」に渡っていた
和美容疑者は、岡村容疑者と20年以上前に職場で知り合い、その後十数年にわたって岡村容疑者に金を渡し続けていたとみられています。今回の事件でも、奪ったとされる金の大半が岡村容疑者にわたったことが確認されています。警察は、岡村容疑者が事件を主導していた疑いがあるとみて捜査しています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする