高崎署は25日、自動車運転処罰法違反(過失致傷)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、高崎市八千代町の非常勤講師、小宮山寛也容疑者(22)を逮捕した。調べに対し容疑を認め、「けがが大きくないと思って逃げた」と供述している。
逮捕容疑は24日午後4時ごろ、同市八千代町の県道交差点で乗用車を運転して直進し、自転車で横断歩道を渡っていた同市問屋町の無職、清水守利さん(86)をはねてけがを負わせ、逃走したとしている。清水さんは肋骨(ろっこつ)を折るなど重傷。
目撃証言などから車種やナンバーが判明し、小宮山容疑者が浮上した。同署によると、小宮山容疑者は藤岡市内の公立高校に勤務しているという。