青森の駅弁で食中毒の被害広がる…1都26県298人の被害確認 愛知や三重でも体調不良訴え

青森・八戸市に本社を置く老舗弁当店「吉田屋」の駅弁を食べた人から体調不良の訴えが相次いでいる問題で、愛知県と三重県でも3人が体調不良を訴えていることが分かった。
三重県などによると、9月16日に伊勢市内のスーパー「ぎゅーとら」で開かれたイベントで駅弁を購入した女性1人が、食後に体調不良を訴え、医療機関を受診した。
女性が食べたのは、「吉田屋」が製造した『しっとりうにと大玉ほたて弁当』で、「ぎゅーとら」では全店舗であわせて174個を販売したという。
女性には下痢や嘔吐の症状があり、保健所が体調不良との関連を調べている。
「吉田屋」の駅弁をめぐっては愛知県でも、豊橋市の50代女性と一宮市の40代男性が下痢などの症状を訴えている。
拡大…1都26県で被害確認
この問題を受けて、八戸市保健所は21日夕方、会見を開き、これまでに1都26県で298人の被害が確認されたと発表した。
八戸市保健所 石田敦子 副所長: 都道府県数は1都26県、昨日(20日)から3県増えております。体調不良者は298名で、これも3名増加というかたちです。
人気の駅弁による被害が、全国に被害が広がっている。 (「イット!」9月21日放送より)

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