「エホバ」性被害、159人申告=体験告白の強要など―元信者調査

宗教団体「エホバの証人」の元2世信者でつくる任意団体「JW児童虐待被害アーカイブ」は28日、教団内での性被害に関する調査結果を公表した。信者からの性暴力のほか、性的な表現を含む出版物を見せられたり、体験の告白を強要されたりする被害の申告が159人から寄せられたとした。
調査は7月、元信者らを対象にインターネットを通じて実施された。信者から性暴力があったか▽年齢に見合わない性的な表現を含んだ出版物を見せられたか▽幹部らから自身の性に関する経験などを話すように強制されたか―の3項目を尋ね、159人から被害があったとの回答を得た。
性暴力を受けたとしたのは37人で、うち35人は未成年で被害に遭ったとした。内訳は「服の上や直接身体を触られた」(24件)、「性的な言葉を掛けられた」(14件)、「下着姿や裸を見られた・撮影された」(11件)などがあった。
[時事通信社]

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