旧統一教会 被害者救済法案13日にも成立へ 元2世信者「ないよりはあった方がいいくらいのもの」求めるのは“財産保全”【news23】

参議院・法務委員会で全会一致で可決された、旧統一教会をめぐる被害者救済法案。13日にも成立する見通しですが、委員会を傍聴した元2世信者の評価は。
12日、参議院・法務委員会で旧統一教会の被害者救済に向けた特例法案が可決されました。
自民党などが共同提出したもので、解散命令請求を受けるなどした宗教法人を対象に、財産処分の監視を強化することなどを盛り込んでいます。
立憲・維新はこれとは別に、財産保全を可能とする法案を提出していましたが、衆議院で否決されています。
立憲民主党・石橋通宏参院議員「将来、マインドコントロールが解けて、財産失って取り戻したいと思った被害者を救済できる。その時に財産を取り戻せるようなスキームを作ろうじゃないですか」
与党側はこれに対し、信教の自由を制約する懸念があると主張。
その一方「課題が生じた場合、財産保全のあり方を含め検討する」などと、付則で一部修正しています。
委員会を傍聴していた元2世信者の男性は…
元2世信者・もるすこさん(仮名)「今回可決された法案は、ないよりはいいくらいのものだと思います。与党案と野党案は両方セットで被害者救済に役立つというものだったはず。国が被害者に代わって財産保全をやってくれないと、被害者に求めすぎだと思う」

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