18歳成人、過去最少106万人 少子化影響、辰年は1005万人

総務省が31日公表した2024年1月1日時点の人口推計によると、05年生まれの新成人(18歳)は23年から6万人減の106万人で、過去最少となった。05年は1人の女性が生涯に産む子どもの数を示す「合計特殊出生率」が1.26と、22年に並ぶ過去最低を記録した年で、少子化があらためて浮き彫りになった。辰年生まれは1005万人だった。
総人口に占める新成人の割合は0.86%で、男女の内訳は男性55万人、女性52万人。
成人年齢は22年4月に20歳から18歳に引き下げられた。1970年に史上最多の246万人となり、第2次ベビーブーム世代(71~74年生まれ)が成人した90年代前半にも一時200万人を超えたが、その後減少傾向が続いている。
辰年生まれの男性は488万人、女性は517万人。
著名人では国民栄誉賞受賞者の王貞治さん(40年)、歌手の中島みゆきさん(52年)、作家の吉本ばななさん(64年)、ラグビー日本代表で主将を務めたリーチ・マイケルさん(88年)、女優の浜辺美波さん(00年)らがいる。

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