今日1月2日(火)の午後になり、北日本では雪や雨の所が増えてきました。明日3日(水)はさらに広範囲で天気が崩れ、大きな地震被害に見舞われている北陸でもまとまった雨になる見込みです。
北海道で局地的に雪が強まる
北海道の北を進む低気圧や上空の気圧の谷の影響で、北日本では午後になって雪や雨の所が増えてきました。一部では雪がやや強まっていて、1時間に3cmほどの新たな雪の積もっている所があります。寒気がそれほど南下していないため、北海道の道南や東北北部は雪ではなく雨になっているため、路面状況の悪化に注意をしてください。関東に雨を降らせているシアーライン(風の流れが変化する境界線)は東に移動していて、この後は雨の所が次第に少なくなる見込みです。
北陸は最大で50mm前後の雨量に
明日は日本海に新たな低気圧が進み、今日よりも広い範囲で天気が崩れます。九州や山陰など西日本の日本海側では朝から雨が降り、午後は西日本の広い範囲や東海で雨、東北では雨や雪が降る見込みです。令和6年能登半島地震によって大きな被害に見舞われている北陸も次第に本降りの雨になり、夕方から夜にかけては一時的に強く降るおそれがあります。明後日4日(木)までに多い所では50mm前後の雨量となる見込みです。地震の揺れによって地盤が不安定になることで、普段よりも少ない雨量で土砂災害が発生する懸念があるため、雨が降りだしたら急な斜面など危険な場所に近づかないようにしてください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)