能登半島地震 北陸は雪や雨を繰り返す 土砂災害や寒さに注意・警戒を

令和6年能登半島地震の被災地 北陸では、この先一週間も短い周期で天気が変化し、雪や雨の降る日が多くなります。真冬の厳しい寒さとなることもあり、土砂災害への警戒に加えて万全な寒さ対策も欠かせません。
強風にも要注意
来週前半にかけては、能登半島地震の被災地では数日の周期で天気が変化し、低気圧や寒気の影響を交互に受ける見込みです。このため、雪や雨の降る日が多くなる予想です。地震の揺れで地盤が緩んでいるため、雨が降ると平常時より少ない雨量で土砂災害が発生するおそれがあります。また、雪が降ると損傷した建物が積雪の重みで倒壊したり、救助活動・物資輸送への支障などが懸念されます。避難生活をされている方は低体温症や一酸化炭素中毒等に注意してください。また、冬型の気圧配置となり風が強まることもあるため、突風や吹雪にも警戒が必要です。
真冬の厳しい寒さとなることも
北陸の上空には短い周期で寒気が流れ込むようになります。寒暖の変動が大きくなり、13日(土)や16日(火)は最高気温が5℃くらいまでしか上がらない予想です。真冬の厳しい寒さとなることもあるため、避難所などでは万全な防寒が必須です。寒さで路面凍結などのおそれもあるため、歩道、車道とも通行の際は十分な注意が必要です。

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