柿沢議員、自ら買収資金を準備 ATMで、特捜部が17日に起訴

昨年4月の東京都江東区長選を巡る公選法違反事件で、衆院議員柿沢未途容疑者(52)=自民党を離党=が、支援した候補者側のスタッフに買収目的で渡したとされる20万円について、自らATMで引き出して準備していたことが16日、関係者への取材で分かった。既に容疑を認めていた柿沢容疑者と秘書1人の他、新たに秘書3人が認めたことも判明。逮捕された5人全員が否認から転じた。東京地検特捜部は柿沢容疑者が事件を主導したとみており、17日の勾留期限に起訴する。
柿沢容疑者は、スタッフに選挙運動の報酬として供与したとされる20万円を自ら引き出し、会食の場で直接渡していたという。

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