能登半島地震で、石川県は16日、新たに死者20人の氏名や年齢、死因などを公表した。死因は全員が家屋倒壊だった。20人は、輪島市16人▽珠洲市2人▽穴水町2人。年代は、50代3人▽60代3人▽70代6人▽80代5人▽90代3人。
午後2時時点で、死者は前日と同じ222人(うち災害関連死14人)。負傷者は前日より11人増えて1036人。安否不明者は22人となった。
全半壊や一部破損した住宅は2万1400棟に上るが、被害の大きかった輪島市、珠洲市の被害棟数は依然明らかになっておらず、今後さらに膨らむ見通し。
石川県は安否不明者と犠牲者氏名一覧表を県のホームページで公表している。【深尾昭寛、萱原健一】