京アニ判決 「判決経ても無念さ変わらず」京アニ社長がコメントで胸中明かす

36人が死亡、32人が重軽傷を負った令和元年の京都アニメーション放火殺人事件の裁判員裁判で、京都地裁は25日、殺人罪などに問われた青葉真司被告(45)に求刑通り死刑判決を言い渡した。判決を受け、京アニの八田英明社長は「法の定めるところに従い、然るべき対応と判断をいただいた」とのコメントを発表した。
八田氏は長期の審理に携わった裁判員や司法関係者に謝意を示した上で、「判決を経ても、無念さはいささかも変わりません。亡くなられた社員、被害に遭った社員、近しい方々の無念を思うと、心が痛むばかりです」と心境を明かした。
その上で「事件後、当社に加わった若人も少なくありません。これからも働く人を大切に、個々のスタッフが才能を発揮できることを心がけ、可能な限り、作品を作り続けていきたいと考えます」とした。

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