札幌市内の中学校で校内の備品を盗んだとして、教諭の男が逮捕された事件で、学校では去年の秋ごろから現金がなくなる被害が複数あり、警察が余罪があるとみて捜査を進めています。
窃盗の疑いで送検されたのは札幌市立羊丘中学校の特別支援教諭羽生大志容疑者29歳です。
羽生容疑者はおととし10月から去年12月までの間、校内にあったプロジェクターなど11万円相当を盗んだ疑いが持たれています。
調べに対し、羽生容疑者は「ギャンブルなどに使うため、学校の物を盗んでお金にした」と容疑を認めています。
また、学校では去年秋ごろから教員の懇親会費がなくなる被害が複数ありました。
学校によりますと、会計担当だった羽生容疑者に聞き取りをしたところ「お金に関しては自分です」と一部認めたということです。
警察は余罪があるとみて捜査を進めています。