和歌山県の高野山では、冷たい水の中で念仏を唱え心身を清める真冬恒例の「寒中水行」が行われました。 和歌山県の高野山にある「奥之院」の水行場では、毎年この時期に寒中水行が行われています。氷点下1度と厳しい冷え込みの中、修行に挑んだのは、白装束にわらじ姿の住職や信者あわせて9人で、数珠を持ちながら冷たい水に腰までつかって手を合わせ、参拝者が見守る中、約15分間、般若心経を唱えました。 (寳壽院 辻田真海住職)「(地震で)お亡くなりになった方々の追悼と、生活困難な方々が1日も早く復興されることを願って、これから祈願したいと思っております」