柿沢未途氏の元秘書、無罪主張へ 略式命令不服で正式裁判請求

2023年4月の東京都江東区長選を巡る買収事件で、地元区議らに現金を配布したとして元衆院議員の柿沢未途被告(53)=議員辞職=とともに逮捕され、公職選挙法違反で略式起訴された後藤周・元私設秘書(38)が1日、東京簡裁からの罰金50万円の略式命令を不服として正式裁判を請求した。公判で無罪を主張するという。関係者への取材で判明した。
起訴状によると、後藤元秘書は柿沢元議員らと共謀し、初当選した木村弥生前区長(58)の当選を図る目的で、告示約2カ月前の23年2月ごろ、自民の区議ら5人に計100万円を渡したとされる。他の買収行為も合わせると総額は約216万円という。【北村秀徳】

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