「ブラックコーヒー飲みたかった」被災者から笑顔こぼれる 避難所からスーパーまでの「送迎バス」運行【能登半島地震1ヵ月】

元日を襲った能登半島地震から、きのう1日で1ヵ月が経過しました。石川県内灘町では、避難所からスーパーまでの送迎バスの運行が始まり、買い物客から笑顔がこぼれました。
(記者リポート)「以前はアスファルトが真っ二つに折れた状態でしたが、それが1ヵ月経って舗装されています」
液状化現象で被害が大きかった石川県内灘町。あの日から着実に前へ進んでいます。
きょう2日から、避難所で生活する被災者のために、近くのスーパーまで無料で送迎する乗り合いバスの運行が始まりました。
宮本清人さん(69)は地震が発生した1月1日から避難所生活を送っています。
「(Q.何を買いに行く?)おいしい物」
「(Q.乗り合いバスが出ることは?)便利」
今回の乗り合いバスは買い物やコインランドリーへの移動を支援するのが目的。県内の自動車関連企業が協力しています。
約10分の買い物を終えた宮本さんは…
「ようかんとまんじゅうを買った。一番好きなのはコーヒー。避難所はブラックじゃない」
(Q.ブラックが飲みたかった?)
「そうです」
この乗り合いバス、平日の月曜・水曜・金曜の1日6便。3月29日まで運行されます。

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