6日午前、札幌市東区のマンションの部屋から白骨化した遺体が見つかりました。 警察は、この遺体を放置したとして、住人の59歳の女を逮捕しました。
死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、札幌市東区北13条東7丁目の無職、佐々木加代子容疑者59歳です。 佐々木容疑者は、自宅マンションに性別や年齢のわからない遺体を放置し、遺棄した疑いがもたれています。 警察によりますと、遺体は白骨化していました。
佐々木容疑者は、自宅マンションで90歳の母親と2人で暮らしていましたが、去年8月ごろ、区役所から母親の安否確認ができないと連絡を受けた警察が訪れたものの、佐々木容疑者は部屋に入るのを拒んでいました。 そのため警察は6日午前、保護責任者遺棄の疑いで家宅捜索し、遺体を発見しました。
取り調べに対し、佐々木容疑者は「母親の部屋から死体が出てくるなんてありえません。母親が今、どこにいるのかわかりません。母は生きていると思う」などと話し、容疑を否認しています。 警察は、遺体は連絡が取れなくなっている母親とみて、身元を調べるとともに、死亡したいきさつを捜査しています。