「絶対に許せません」豊臣秀吉の右腕として知られた武将の墓石が倒壊…何者かが倒した可能性も 徳島市・興源寺

戦国時代の武将の墓石が倒壊しているのが見つかり、警察が文化財保護法違反の疑いを視野に捜査しています。 高く積まれていた墓石が無残に倒れてしまっています。ここは徳島市にある「興源寺」。市などによりますと、2月14日に匿名の通報をきっかけに市が確認したところ、江戸時代に徳島藩を治めた蜂須賀家の家祖「蜂須賀正勝」とその妻「松」の墓石が倒れ、一部は割れていたということです。 蜂須賀正勝は『豊臣秀吉の右腕』として知られた武将。興源寺の敷地内には正勝から続く蜂須賀家の歴代徳島藩主の墓石があり、この広場では夏に毎年「阿波おどり」の開幕前に期間中の安全と成功を祈う「奉納阿波おどり」が奉納されるなど、徳島市民に親しまれてきました。 今回の事件を受け市民は… (徳島市民)「こないなって…(蜂須賀家は)徳島をつくってくれたような人でしょ。絶対許せません」 (徳島市民)「残念というしかないですけど。早急に復旧していただきたいですね」 蜂須賀家の墓所は国が指定する史跡で、警察は何者かが倒した可能性もあるとみて、文化財保護法違反の疑いを視野に調べています。

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