二松学舎大、前学長の論文に盗用あったと発表…調査委「悪意はなく知識・経験不足が原因」

二松学舎大学(東京)は22日、前学長の中山政義・国際政治経済学部教授が執筆した論文に盗用があったと発表した。昨年4~5月、中山教授の論文不正を指摘する通報があり、大学の調査委員会が調べたところ、1988年に発表されたアメリカ会社法に関する論文で盗用が確認されたという。調査委は「悪意はなく知識・経験不足が原因」としている。
中山教授は89年に同大に採用され、昨年4月に学長に就任。論文不正の通報などを受け、学内の混乱を避けるためとして9月に辞任していた。大学の運営法人は処分するか検討する。

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