「言語道断、あるまじき犯罪行為」24時間テレビの寄付金着服で日テレ社長が謝罪

日本テレビの石沢顕社長は26日の定例記者会見で、系列の日本海テレビジョン放送(鳥取市)の元幹部がチャリティー番組「24時間テレビ」の寄付金を着服していた問題について、「言語道断、あるまじき犯罪行為」として、「寄付をしてくださった皆さま、番組やチャリティーに関わってくだっさったスポンサーの皆さま、視聴者の皆さまに、心よりおわびを申し上げる」と謝罪した。
この問題を巡っては昨年11月、日本海テレビが会見を開き、同局の経営戦略局長の男性が平成26年以降、「24時間テレビ」の寄付金など計約1118万円を着服していたと発表。男性を懲戒解雇した。
日本テレビは今月17日に「24時間テレビ特別番組 チャリティーの歩みと今後の募金活動」を放送し、不祥事を謝罪、募金活動のモニタリングなど再発防止策について説明した。石沢社長は「丁寧に対応をしながら、信頼回復に努めたい」とした。
「24時間テレビ」の今年度の放送については、取締役専務執行役員の福田博之氏が「検討している」と述べるにとどめた。

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