28日午後、妙高市でバックカントリースキーをしていた37歳のアメリカ人男性が、雪崩に巻き込まれ一時遭難、県警ヘリコプターで救助されたものの28日夕方、死亡が確認されました。
警察は29日、死亡した男性は長野県信濃町に住むレミック スチュアート ミクラスさん（37）と発表、死因は窒息死だったと発表しました。
雪崩が起きたと通報があったのは妙高市の三田原山です。
28日午後1時前、「3、4人がなだれに巻き込まれたのを見た」と目撃者の知人から警察に通報がありました。
現場にいたのは、アメリカ人1人、スコットランド人1人、ニュージーランド人1人、日本人1人の男性4人組でスキーやスノーボードをしていたということです。
警察によりますと28日午後4時40分すぎ、4人は三田原山の頂上から南東方向に500ｍ付近の場所で発見され、4人のうち3人を県警ヘリコプターが救助しましたがレミック スチュアート ミクラスさんが意識不明の状態で、その後、死亡が確認されました。
雪崩に巻き込まれたのは1人で、ほかの3人にケガはありませんでした。
また、自力で下山した40代のニュージーランド人男性は28日午後6時すぎに無事下山が確認されています。