全町民約7000人の個人情報、HPに誤掲載…14日間も閲覧可能な状態に

宮崎県綾町は2日、全町民約7000人分の氏名や住所などの個人情報を町の公式ホームページ(HP)に誤って掲載していたと発表した。外部から指摘を受けて削除するまでの14日間、誰でも閲覧できる状態になっており、税申告に関する相談をしていた約300人については収入額などの情報も含まれていた。
発表によると、2月16日に職員が所得税や住民税の申告関連ページを更新した際、相談予約の日程を知らせる資料が個人情報入りのデータに差し替わった。匿名のメールが届き、同29日になってミスに気づいた。
漏えいした可能性があるのは、町に住民票を置く計6939人で、うち297人は予約時に町側へ伝えていた不動産収入額などの相談内容も記載されていた。
松本俊二町長は2日に記者会見を開き、「極めて重大な問題を発生させ、誠に申し訳ない」と謝罪した。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする