2日午後0時10分ごろ、鳥取県大山町の大山(標高1729メートル)で「3人が雪崩に巻き込まれた」と登山者から110番があった。3人は男性で、うち70代の1人は自力で脱出したが、2人が行方不明となっている。脱出した70代は意識があり、命に別条はないという。県警は日没のため2日の捜索を打ち切り、3日朝から再開する方針。
県警によると、雪崩が発生した現場は、夏山登山道6合目避難小屋と元谷避難小屋の中間あたり。3人は同じパーティーだった。自力で脱出した70代を見つけた別の登山者が通報したという。
気象庁によると、大山がある鳥取県西部には当時、雪崩注意報が出ていた。【根本佳奈】