自民党の派閥の裏金事件を受け、参議院で開かれる政治倫理審査会について、3人の議員が出席する意向を審査会側に伝えたことが分かりました。
参議院・政治倫理審査会は、審査対象となった安倍派の参院議員ら32人に出席の意向があるかなど確認を行っていました。
その結果、きょう午前11時の期限までに3人が出席して弁明を求めると回答し、28人が弁明する意向がないと回答、1人は未回答だったということです。
審査会側は出席すると回答した3人を明らかにしていませんが、これまでの取材に世耕前参院幹事長や西田昌司参院議員が出席する意向を示し、橋本聖子元オリンピック・パラリンピック担当大臣も出席する意向を伝えたことが関係者への取材で分かっています。
今後、公開のあり方などについて与野党が調整することにしていて、参議院では初となる政倫審での弁明と質疑は、早ければ、あさって(14日)にも開催される見通しです。