他人名義で暗号資産の口座を開設したとして学習塾の運営会社代表が逮捕された事件で、代表が資金洗浄していたとみられる詐欺などの被害金が50億円にのぼることがわかりました。
「名校教育グループ」の代表、豊原明容疑者(42)は他人名義の暗号資産口座をだまし取った疑いで逮捕され、容疑を否認しています。
豊原容疑者は複数の口座を管理し、特殊詐欺グループから送られた被害金を資金洗浄していたとみられ、去年2月からの半年間で50億円を暗号資産に交換したとみられることが捜査関係者への取材で新たにわかりました。
警察は、豊原容疑者が手数料として3000万円近くを得ていたとみています。