16日午後、北海道苫小牧市のスーパーマーケットで、カップラーメンやペットボトルのお茶を箱ごとカートに載せて盗んだとして、47歳の男と60歳の女が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、札幌市南区真駒内本町6丁目に住む47歳の職業不詳の男と、札幌市南区藤野2条5丁目に住む60歳の自称パート従業員の女です。 2人は共謀して、16日午後4時すぎ、苫小牧市柳町3丁目のスーパーマーケットで、カップラーメン1箱と2リットルのペットボトルのお茶1箱(販売価格合計4425円)を、盗んだ疑いが持たれています。 2人の顔に見覚えがあった警備員が、警察に「去年9月24日に届け出している窃盗の犯人が来店している」と通報し、2人を見張っていたところ、2人はカートに箱を載せたまま、レジを通さず店を出ようとしたため、2人を取り押さえ、駆け付けた警察官に引き渡しました。
取り調べに対し、47歳の男は黙秘をしていて、60歳の女は「万引きしたことは、間違いありません」と話し、容疑を認めているということです。 警察によりますと、2人は交際していて、男の所持金は約5000円、女が約1万5000円だったということです。 警察は、2人が去年9月の窃盗事件にも関わっていないか裏付け捜査を進めるとともに、苫小牧市で犯行に及んだ動機についても調べを進めています。