客室には残されたリュック…佐渡汽船で“連絡取れない乗客” 海中転落の可能性で海保が捜索中

新潟海上保安部によりますと、15日午後11時半ころ、佐渡汽船の従業員から「連絡が取れない乗客がいる」と通報がありました。船は15日午後7時半に新潟を出港して午後10時に両津に入港するカーフェリー「おけさ丸」で、両津港に到着後に船内の清掃などをしていたところ、客室にリュックが残されているのが見つかったということです。その後、佐渡汽船の従業員が防犯カメラの映像などを確認したところ、リュックの持ち主がカーフェリーを降りた映像を確認することができず、リュックの中には現金なども残されていたことから、新潟海上保安部は海の中に転落した可能性があるとみています。防犯カメラの映像では、確認が取れない乗客は60代くらいの男性で、1人で乗船していました。佐渡汽船の従業員は両津に到着する1時間前の午後9時に船内で乗客を確認していたということです。これまでにヘリコプターや巡視船などでおけさ丸の航路を中心に捜索を続けていますが、午前10時現在、手がかりなどは見つかっていないということです。引き続き、海保が捜索を続けています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする