中学生2人を監禁致死容疑に切り替え家裁送致 大学生転落死事件

美人局(つつもたせ)の手口で金を奪おうと男子大学生(22)を脅迫し、ビルから転落死させたとして、強盗致死容疑で中学生3人が逮捕・通告された事件で、大阪地検は28日、同容疑で逮捕された中学2年の少女(14)と中学3年の少年(15)について、監禁致死容疑に切り替えて家裁送致した。地検は「証拠の内容を検討し、変更した」としている。今後、少年審判を経て家裁が刑事処分が相当と判断すれば、検察官送致(逆送)となる。
事件を主導したとみられる中学2年の男子生徒(14)は当時13歳で児童相談所に通告されている。事件は2月12日、大阪市中央区のビルで発生。3人は共謀してビルに大学生を誘い出して脅迫。逃げた大学生を転落死させたとして大阪府警が逮捕・通告していた。

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