柏崎刈羽原発4月中旬にも燃料装荷へ 稲垣武之所長「燃料を入れた状態で初めて確認できるという機能確認が多々ある」

東京電力は再稼働を目指す柏崎刈羽原発7号機について、4月中旬にも原子炉に核燃料を入れ、動作確認を行うと28日に発表しました。
東京電力は28日、柏崎刈羽原発7号機について、再稼働前に必要な動作確認の一環として、原子炉に核燃料を入れる「燃料装荷(そうか)」を始めることを原子力規制委員会に申請したと明らかにしました。申請上の燃料装荷の予定日は4月15日だということです。
柏崎刈羽原発 稲垣武之 所長「燃料を入れた状態で初めて確認できるという機能確認が多々あるので、そういうところをしっかりやると。健全性確認をしっかりやると」
テロ対策の不備が相次いだ柏崎刈羽原発では去年、事実上の”運転禁止命令”が解除され、再稼働をめぐるステップは「地元の同意」へと焦点が移っています。
柏崎刈羽原発の稲垣武之(いながき・たけゆき)所長は「運転に入るためには地元の理解が大前提であるという考えは変わらない」と話し、再稼働の具体的な時期については「見通せない」としました。

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