タクシー料金を支払わず、運転席の周囲に設置された防犯板を壊して逃げたとして、警視庁竹の塚署は、強盗と器物損壊の疑いで、東京都足立区舎人、飲食店従業員、中英徳容疑者(43)を逮捕した。「覚えていません」と容疑を否認している。
逮捕容疑は昨年9月3日午後0時半ごろ、足立区舎人の路上でタクシーを降りる際、運転手から料金として2200円を請求されると、怒鳴りながら防犯板(損害額3万4980円相当)を拳で殴って破損させ、料金を支払わずに逃走したとしている。
竹の塚署によると、運転手が直後に「酔った客がタクシー車内で暴れて手に負えない」と110番通報して発覚。ドライブレコーダーや防犯カメラなどの捜査で中容疑者が浮上した。