海自ヘリ2機墜落 位置情報共有システム使用せず

海上自衛隊のヘリコプター2機が訓練中に墜落した事故について、位置情報などを共有するシステムを使用していなかったことがわかりました。
事故は、20日夜、海上自衛隊のヘリコプター2機が墜落し、1人が死亡、7人が行方不明となっているもので、防衛省は「2機が衝突した可能性が高い」とみています。
防衛省関係者によりますと、2機は潜水艦を捜す訓練中で、互いの位置情報などを無線で共有する「僚機間リンク」と呼ばれるシステムを使用していなかったということです。
このシステムを使わないで訓練を行うこともありますが、その場合も目視やレーダー情報の確認など、複数の安全対策を行うことになっていて、事故調査委員会が詳しい事故原因を調べています。
一方、木原防衛大臣は、アメリカ軍から支援の申し出があり、哨戒機1機が捜索救難活動に参加することを発表しました。

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