首都高トンネル内でのタクシー事故 死亡した乗客は「出光興産」子会社社長

今月11日、首都高速湾岸線のトンネル内でタクシーが横転し、運転手と乗客が死亡した事故で、亡くなった乗客は石油元売り大手「出光興産」の子会社社長の男性であることがわかりました。警視庁は運転手が運転中に病死した可能性もあるとみて調べています。
今月11日午後7時前、東京・大田区の首都高速湾岸線の多摩川トンネル内で、横浜方向に走っていたタクシーが、縁石に接触したあと壁に衝突し、横転する事故がありました。
警視庁によりますと、タクシーは複数回横転したとみられ、この事故でタクシーの運転手の46歳の男性と乗客の男性が死亡しましたが、亡くなった乗客は石油元売り大手「出光興産」の子会社、「出光タンカー」の社長・松尾一郎さん(61)であることが確認されました。
タクシー運転手の男性には目立った外傷がなかったことから警視庁は運転中に病死した可能性もあるとみて、今後ドライブレコーダーの映像などを確認して事故の原因を詳しく調べるとしています。

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