リニア中央新幹線のトンネル掘削工事が行われている岐阜県瑞浪市で、井戸など14か所の水位が低下していることが分かりました。
JR東海によりますと2024年2月、リニア中央新幹線のトンネル掘削工事が行われている岐阜県瑞浪市の観測用の井戸で水位の低下が確認されました。
これを受け、JR東海が周辺の井戸やため池など合わせて32か所を調べたところ14か所で水位の低下が確認され、中には水が枯渇し、使用ができない状況のものもあったということです。
水位の低下はこのトンネル掘削工事が影響しているとみられ、JR東海は13日住民説明会を実施。
応急処置として、水位が低下した井戸を持つ家庭に対して、上水道に切り替える工事を進めるなどして対応にあたっています。