「終わりました」実行役、殺害直後に仲介役へ連絡か 那須2遺体

栃木県那須町の河川敷で会社役員夫妻の焼損遺体が見つかった事件で、仲介役の平山綾拳容疑者(25)=殺人容疑で再逮捕=が、実行役2人と、殺害を完了したことについて連絡を取り合っていたことが14日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁・栃木県警合同捜査本部は平山容疑者が殺害時にも重要な役割を果たした可能性があるとみて調べる。
捜査関係者によると、平山容疑者は遺体発見前日の4月15日夜、東京都品川区のコンビニエンスストアで姜光紀容疑者(20)と若山耀人容疑者(20)に自身の車を貸した。車は遺体の運搬に使われたとみられる。
平山容疑者は調べに対し、区内の空き家で宝島龍太郎さん(55)と妻の幸子さん(56)が殺害された直後とみられる翌16日午前1時半ごろ、現場にいた疑いのある姜容疑者、若山容疑者から「終わりました」「出発します」と連絡を受けたと説明しているという。
平山容疑者はその約2時間後、区内の居酒屋で中間指示役の佐々木光容疑者(28)と会っており、殺害したことを告げた可能性もある。

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