長谷川岳議員の言動 道幹部23人“威圧的”と受け止め 面談出張は5年間でのべ1488回

北海道職員などへの威圧的な言動が問題となっている長谷川岳議員について、道は次長級以上の幹部71人に実施した調査結果を公表しました。
そのうちの3割に当たる23人が威圧的と受け止めていたことが明らかになりました。
(道 総務部 吉川政英次長)「長谷川議員と面談等があった59人のうち、威圧的な言動があったと受け止めた職員は15人。また、同席者に対する威圧的な言動があったと受け止めた職員が8人いた」
道が次長級以上の幹部71人に対し実施した調査では、面談などで15人が長谷川議員の言動を威圧的と受け止め、8人が同席者に対する言動を威圧的だと受け止めたと回答しました。
また、長谷川議員との面談を伴う道の職員の出張回数は、2019年からの5年間で1488回、旅費は合わせて1億2387万円、長谷川議員との面談のみの出張は276回、旅費は2031万円に上ることも明らかになりました。
一方、自民党道連が5月に実施した道議53人への聞き取りで、3人が威圧的言動を受けたと回答していたことが分かりました。
このうち1人は、2022年の参院選の際に「他候補の支援を行ったことに対し『あなたとは今後もうないから』などと、一切の政治連携を否定する言動があった」と回答したということです。
自民党道連の中村裕之会長は、近く長谷川議員に注意するとした上で、改善がみられない場合は党本部に上申するとしています。

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