東・西日本は1日午後、梅雨前線が停滞して各地で断続的に雨が降った。未明から午前にかけては北陸や近畿、中国、九州北部で大雨になる所があり、気象庁は2日にかけて土砂災害に厳重に警戒するよう呼び掛けた。
大分県日田市では1日午後1時半までの12時間雨量が203ミリ、福岡県八女市では午後3時20分までの同雨量が189.5ミリに上った。中国と九州北部の大雨により、午前中はJR山陽新幹線に遅れが生じ、山陽線など在来線も運転見合わせが多発した。
一方、前線上の低気圧が北海道を通過したため、羅臼町では午後4時半に最大瞬間風速26.9メートルを観測した。
2日午後6時までの24時間予想雨量は多い所で、中国150ミリ、近畿120ミリ、九州北部100ミリ、東海と四国80ミリ、北陸60ミリ。
[時事通信社]