裁判中に拘置所の職員を暴行した疑い 被告の男(23)と傍聴席の父親(42)を逮捕 退廷を命じられ暴れる

名古屋高等裁判所で、裁判中に被告の男と父親が拘置所の職員に暴行を加え、けがをさせたとして逮捕されました。
逮捕されたのは住居不定・無職の小原陸容疑者(23)と父親で会社員の中尾博容疑者(42)です。
警察によりますと、7月8日に2人は共謀して名古屋高等裁判所で拘置所の職員3人に対して顔を殴ったり右腕を踏みつけるなどした、公務執行妨害と傷害の疑いがもたれています。
このうち職員2人がけがをしましたが、軽傷だということです。
裁判所では当時、小原容疑者の詐欺事件の裁判が開かれていて、退廷を命じられた小原容疑者が暴れて職員ともみ合いになったところ、傍聴席にいた父親の中尾容疑者も加わったということです。
調べに対し2人とも容疑を一部否認していて、小原容疑者は「共謀して行ったものではなく、強要したものである」などと話しているということです。

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