自称「警察マニア」の男が再逮捕されました。今回は、車を改造して覆面パトカーに見立て、パトロールをしていたなどの疑いです。道路運送車両法違反などの疑いで逮捕されたのは、大阪府高石市の配送運転手・能塚翔悟容疑者(26)です。警察によりますと、能塚容疑者は去年6月、和歌山県内の自動車部品販売店で、従業員に「大阪府警の人間や」などと嘘をついて、自分の車に赤色回転灯をつけさせ、車を覆面パトカーに見立てる改造をした疑いがもたれています。能塚容疑者はパトロールと称して、改造した車のサイレンを鳴らしながら、何度も大阪府内の公道を走行していたということです。警察の調べに対し、能塚容疑者は、「緊急走行を体験してみたかったからです」と容疑を認めているということです。能塚容疑者は、警察マニアを自称、これまでに堺市の公園で偽の警察手帳を使って「職務質問」をしたとして、公記号偽造同使用の疑いでも逮捕されています。