全国の医療機関から報告された新型コロナの患者の数が10週連続で増加しました。
厚生労働省によりますと、全国およそ5000の医療機関から今月14日までの1週間に報告された新型コロナの患者数は、5万5072人でした。1つの医療機関あたりの患者数は前の週と比べて1.39倍の「11.18人」となり、10週連続で増加しました。
いわゆる“第9波”だった去年の同じ時期の「11.04人」をやや上回っています。
都道府県別に最も多いのは、▼鹿児島県の「31.75人」、次いで▼佐賀県が「29.46人」となっています。
厚労省は「去年はお盆休み明けに感染拡大のピークを迎えたことから、今後も感染拡大の可能性がある。夏休みは人の移動が多くなるため、基本的な感染対策をして欲しい」としています。