東京など33都府県に熱中症警戒アラート 今日28日(日)対象

環境省と気象庁は、今日28日(日)を対象とした熱中症警戒アラートを33都府県に発表しました。対象地域では特に熱中症のリスクが高くなります。こまめな水分補給を心がけるとともに、屋外での長時間の行動を避けて室内でエアコンを使用するなど、熱中症予防を万全に行ってください。
気温だけでなく暑さ指数も上昇
▼熱中症警戒アラートの発表状況(計34地域)東京都(東京地方、伊豆諸島)、埼玉県、千葉県、神奈川県長野県、山梨県静岡県、愛知県、岐阜県、三重県福井県京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県岡山県 広島県 島根県 鳥取県徳島県 香川県 愛媛県 高知県山口県 福岡県 大分県 長崎県 佐賀県 熊本県 宮崎県 鹿児島県(奄美地方除く)、奄美地方、沖縄本島地方関東、北陸から沖縄にかけて広い範囲で強い日差しが照りつけ、気温が上がり、35℃以上の危険な暑さとなるところが多くなる予想です。夜間や早朝も気温があまり下がらないため、朝の移動や就寝時にも暑さ対策が必要です。熱中症警戒アラートが発令されている地域では、暑さ指数(WBGT)が高くなり、熱中症のリスクが増加します。エアコンを使用したり、こまめに水分や塩分を補給するなど、しっかりと対策を行ってください。十分な睡眠と栄養補給も熱中症予防の基本となります。
熱中症警戒アラートとは
熱中症警戒アラートは、予想される暑さ指数(WBGT)に応じて発表される情報で、以前発表されていた高温注意情報を置き換えたものです。2021年から全国で本運用が始まりました。環境省と気象庁は、暑さ指数が「危険」ランクの中でもさらに重要度の高い暑さ(WBGT:33以上)が予想される場合に「熱中症警戒アラート」を発表することを決めています。
暑さ指数(WBGT)とは
暑さ指数(WBGT)は国際的に用いられる指標で、人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目し、気温、湿度、日射・ 輻射、風の要素から算出されます。熱中症患者発生率との相関が気温よりも良好で、暑さ指数が「厳重警戒」ランク以上だと熱中症患者が著しく増加することがわかっています。また、暑さ指数が「危険」ランクの場合は運動は原則中止すべきとされています。

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