漫画村、17億円賠償命令が確定 海賊版サイト被害で過去最大額

海賊版サイト「漫画村」(閉鎖)で漫画を不正に公開されたとして、KADOKAWAと集英社、小学館の出版大手3社がサイトの元運営者星野路実氏に損害賠償を求めた訴訟で、星野氏に計約17億円の支払いを命じた東京地裁判決が確定したことが30日、分かった。出版社側によると、海賊版サイト被害を巡る訴訟で、過去最大の賠償額。
4月18日の地裁判決で杉浦正樹裁判長は、漫画村が出版社側の出版権や独占的利用権を侵害したと認定。「ケロロ軍曹」「キングダム」など3社が刊行している人気の高い17作品に関し、1巻当たりの平均閲覧数や作品の販売価格を基に損害額を算定した。

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