立憲民主党の小沢一郎衆院議員は30日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、国から支給された公設秘書の給与を詐取した疑いがあるとして、自宅や事務所などが東京地検特捜部の強制捜査を受けた自民党の広瀬めぐみ参院議員(58=参院岩手選挙区)についてコメントした。
強制捜査に関して報じたネットニュースを引用し「権力の私物化、政策の利権化、統一教会との癒着、裏金、差別、パワハラ、そしてついに詐欺まで…。もはや自民党自体が犯罪の宝庫になっている。腐敗権力の病は、表紙を変えても治らない。自民党は解党しかない」と投稿した。
広瀬氏は、弁護士を経て、2022年参院選岩手選挙区で初当選した。岩手は、長年小沢氏の影響力が強い「小沢王国」と呼ばれる地域だが、その牙城で、小沢氏側近の現職をやぶったことで、話題になった。
参院岩手選挙区で自民党が小沢氏系の候補から議席を奪ったのは、広瀬氏が30年ぶりだった。