18歳未満の少女に買春行為をしたとして、愛媛県警四国中央署は6日、四国中央市の市立小教諭の男(23)を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春)の疑いで逮捕した。容疑を認めているという。
発表によると、男は昨年12月3日、同市内のホテルで、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で知り合った県内在住の少女に現金を渡し、性交した疑い。
2月、県警の情報受け付けサイトに匿名で情報提供があり、捜査していた。
教諭の逮捕を受け、市教育委員会の東誠教育長らは7日、市役所で記者会見した。
四国中央市では1月にも、別の小学校教諭(懲戒免職)が少年への不同意性交容疑などで逮捕されており、東教育長は「2度も同じような事件が起きた。自分の指導力のなさと、責任を痛感している」と陳謝した。
市教委によると、男は昨年4月、大学卒業と同時に県教委に採用され、現在の小学校で学級担任として勤務。今年4月からは、生徒指導主事として、全校児童に、規律や生活態度について指導する立場だったという。