「頭から出血し、意識と呼吸がない」登山中に滑落 県警ヘリが救助も東京都の75歳男性 その場で死亡を確認【新潟・南魚沼市】

17日、新潟県南魚沼市の中ノ岳において、下山中に男性が滑落する事故がありました。
男性は19日午前、県警ヘリで救助されましたが、その場で死亡が確認されました。
登山中に滑落し死亡したのは、東京都中野区に住む75歳の男性です。
警察によりますと、男性は16日に登山仲間の男性2人で中ノ岳に登り、山頂付近の小屋に1泊。
翌朝、下山を始めてから40分から50分ほど経ったところの登山道で足を滑らせ、200mほど滑落したということです。
同行者の男性が滑落現場に向かったところ、滑落した男性は頭から出血していて、意識と呼吸がない状態だったため、救助を要請したということです。
滑落した男性は登山の経験は多かったということですが、当時、登山道の足場は悪く、やぶなどをかきわけながら進んでいた際に滑落してしまったということです。
警察によりますと、17日は現地の天候が悪く、救助のヘリコプターが飛べない状況で、18日にもヘリコプターで現場付近へ向かったということですが、現場周辺の天候が悪く、救助できませんでした。
2日経った19日、午前9時にヘリコプターで男性を救助しましたが、その場で死亡を確認したということです。
警察が死因などについて調べを進めています。
(19日午前11時40分更新)

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