被害少女「逆らうのが怖かった」=米兵性的暴行で第2回公判―那覇地裁

16歳未満の少女を誘拐し、同意なく性的行為をしたとして、わいせつ目的誘拐と不同意性交の罪に問われた米軍嘉手納基地(沖縄県)所属のブレノン・ワシントン被告(25)の第2回公判が23日、那覇地裁(佐藤哲郎裁判長)であった。被害少女の証人尋問が行われ、「逆らうのが怖かった」と証言した。
少女は検察側証人として出廷し、事件に遭った当時の状況を証言した。少女は「英語とジェスチャーで自分の年齢を伝えた」と述べた上で、被告の車に乗り込んだ理由について「逆らうのが怖かったから」と説明した。
少女はこの事件の前の「昨年7月にも、外国人男性に体を触られたり、キスをされたりした」とも述べた。
少女に続き、母親の証人尋問も行われ、母親は「帰ってくると泣いて、何もしゃべっていなかった」と話した。
被告は7月に行われた初公判で、少女が18歳だと認識して同意があったと主張し、無罪を主張した。
[時事通信社]

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