林官房長官は3日の記者会見で、岸田首相が6~7日の日程で韓国を訪問すると発表した。互いの国を首脳が往来する「シャトル外交」の一環で、 尹錫悦 大統領との会談では、首相交代後も両国の首脳で意思疎通を継続することを確認する見通しだ。
林氏は首相訪韓の意義について、「来年の国交正常化60周年を見据えた2国間関係のさらなる進展について議論する重要な機会となる」と強調した。
両首脳は昨年3月、シャトル外交を12年ぶりに再開することで合意している。これに伴って安全保障分野を含む協力も進展しており、林氏は「両国の協力がさらに堅固で幅広いものとなるように取り組む」と述べた。