台風13号はこのあと発達しながら奄美地方にかなり接近する見込みです。奄美地方はまもなく暴風域に入る見込みで、暴風に厳重な警戒が必要です。
台風13号は、午後5時現在、奄美大島の南南東およそ70キロメートにあって1時間に30キロの速さで北西に進んでいるとみられます。
台風は発達しながら進み、14日夜はじめごろにかけて暴風域をともなって奄美地方にかなり接近し、奄美地方はまもなく暴風域に入る見込みです。
きょう予想される最大瞬間風速は、奄美地方の北部と南部で45メートル、十島村で35メートルです。
(記者)「風が強くなってきた徳之島町。台風対策かシャッターが下り土嚢が並べられている」
徳之島町では徐々に波も高くなり川の水かさも増してきていて、早めに店を閉めたり、土嚢を並べたりするなど台風への備えが進められていました。
午後5時現在、奄美地方の9つの市町村あわせて4万8345世帯8万7217人に、警戒レベル3の高齢者等避難が発表されています。
交通にもみだれが出ています。海の便では離島航路で欠航が相次ぎ、空の便も14日は離島便を中心に40便以上が欠航しています。
気象台は暴風に厳重警戒、高波や土砂災害、低い土地の浸水などに警戒を呼びかけています。