燃料デブリ格納容器の外へ 福島第一原発の廃炉作業 週明けに放射線量を測定へ

福島第一原発の廃炉作業で、燃料デブリをつかんだ装置が、2日、格納容器の外にある密閉された箱に移されました。
溶け落ちた核燃料=燃料デブリの試験的な取り出しをめぐり、東京電力は、2号機の原子炉格納容器内に装置を投入し、10月30日に燃料デブリを採取しました。
燃料デブリを掴んだ装置は、1日までに、格納容器との貫通部まで戻っていましたが、2日の午前10時2分に、格納容器の外にある密閉された箱へ移し終えたということです。
週明けに燃料デブリの放射線量を測定する予定で、毎時24ミリシーベルト未満であることが確認できれば、燃料デブリを運搬用の箱に入れて回収作業は完了します。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする