北海道美唄市内の小学校で、児童が複数の上級生から暴力を受けるなどしたとして、美唄市教育委員会は4日、いじめ防止対策推進法に基づく重大事態に認定したと報告しました。
市教委によりますと、いじめは6月から9月にかけて行われ、1人の児童が複数の上級生から暴力などを受けていたということです。10月22日に当該小学校が行っている定例のアンケートで発覚し、その後、学校が当事者の児童らから話を聴くなどして、重大事態に認定されました。
市教委は、暴力を受けていた児童の学年など具体的な内容について「プライバシーに関わる」として明らかにしていません。
学校は、先月29日に全校児童の保護者を対象とした説明会を行っていて、今後は、外部有識者で構成する「美唄市いじめ問題審議会」が、事実関係を詳しく調べます。